好きなことを仕事にするために必要なこと//何かの資格をとる前にやった方がいいこと3選。

14年以上、古典ヨガから現代ヨガまで広く学び、それらのエッセンスを現代のくらしに活かせるように抽出。
心とカラダの健康・運動能力向上メソッドとして《インナーアクティベーション・ヨガ》を主宰し、プロから生活者まで広く技術を伝えている私・山下 恵美がサポートさせていただいています。

シングル・マザーで、小6・中3の息子がいます。
アパレルのバイトしかしたことがなく、ビジネスの土台はほぼゼロ。2019年10月から自分ビジネスを始めましたが、現在は自分が好きなヨガをやって楽しみながら子育てができるくらいにビジネスを回せています。

私でも、そのような成果が出せた大きなサポートになったのが《インナーアクティベーション・ヒーリング》の技術です。同僚のインストラクターさんたちにも、この技術ができるようにお教えして、その方が活躍するのに必要なスキルをちょっとリーディングするだけで、みなさんスッキリされて、活躍するクラスの場が増えたり、生徒さんのリピート率がよくなったり。

コロナ禍によりオンライン・クラスに移行しても、変わらずに成果を出せてる技術と活用ポイントを、広く皆様にもお伝えしてご自身のビジネスに活かしていただけたらと思い、ヨガクラス・個人セッション・ヒーリング講座・講師育成講座に日々励んでおります。

インナーアクティベーション・ヨガ協会
山下 恵美


『私もえみさんみたいに自分の得意なことが誰かの役に立つ仕事がしたいんです!!』

そうおっしゃってくれて、自分も行動しよう!!というエネルギーに変換してくれているクライアント様がいることがありがたいことだな、と思うこの頃。
今日は最近ご相談を受けることが多い、『自分の好きなことを仕事にする』ということについて、生徒さんのケーススタディを踏まえて書いていきます。

みなさん、今のお仕事に満足していらっしゃいますか??

・仕事自体にやりがいは感じているけど、お給料が少ない。
・そもそもお給料がいいし、転職してお給料が減ってしまうもしれないから、今の仕事をやめられない。
・好きなことをお仕事にしたいけれど、何から初めていいのかよくわからない。

などなど、今のお仕事の条件に納得いかない部分があったり、やりがいを感じていたり、それぞれそのお仕事を選んでいる理由があると思います。

今日は自分の感覚にしたがってはじめようと思ったお仕事なのに、なんか違う気がする、と悩んでいらっしゃる生徒さんのケーススタディを踏まえてシェアさせてください。

長年勤めている会社で管理職を任されているCさん(50代・女性)
元々教師を目指していたほど、教えることが大好きな方です。今のお仕事のどんなところにやりがいを感じていらっしゃるのか?というと、、
『後輩にお仕事を教えていて、成長していく姿を見られること。』だそう。
ですが、確かにやりがいは感じていても、どこか今のお仕事に納得いっていない様子。

聞けば、ご両親は講師業をされており、日本各地をセミナーで渡り歩いている尊敬する自慢の両親だそう。
その姿を小さい頃から見て、すごくかっこいいなぁと子供ながらに思っていたそう。

そんな自慢の両親の影響もあってか、Cさんは、『私も何かの先生になって、教えたい!!』という思いがやっぱり拭いきれず、自分のその感覚を信じてとある講師業をするべく、資格をとって同じように講師業に就くための準備を始めたそう。

ですが、、自分の感覚に従って選んだはずなのに、なんだか本当にこれでよかったのか?とわからなくなってしまったと言います。

『自分の感覚に従って選んだのに、
自分が信じられなくなりました。』

そうおっしゃるCさん。
自分の感覚につながるって目で見えるものではないからこそ難しいですよね。

どうしてこのようなことが起こるのか?というと、、
自分が人生の主役になった上で、自分の感覚につながるのと、
自分が主役になっていなくて自分の感覚につながるのとでは、つながる情報の層がかなり違うため、その捉え方や受け取り方がかなり変わるんです。

Cさんの場合、尊敬するご両親を通して、自分がなりたい姿を写し鏡のように投影していたことで、『ああなれたら、自分が欲しい状態が手に入るのではないか??』と、自分ではない他の誰か(この場合はご両親)になろうとしていたことで、苦しくなっていらっしゃいました。
そりゃ苦しいです。だって無意識に自分のやりたいこと違うんですもん。

これは、自分が人生の主役になっていない時、憧れの人や自分がああなれたらいいなぁと思う人を無意識に真似してしまうのと似ていると思います。(自分が好きなアイドルに投影していたり、ヨガの先生でも憧れの先生のようになれたらなって真似をしちゃうことってよくありますね。)

逆に、自分を主役にできている時、どんな風に受け取りやすいのか?というと、そのまま憧れの人になろうとするのではなくて、自分は在る状態で、今の自分に活かせるエッセンスとして、相手の素敵なところを取り入れようと捉えることって多いように思います。自分の素敵なところはちゃんと自覚して表現されてある状態の上で、取り入れている感じ。

そして、Cさんのケースの場合、『ご両親のような先生になりたい!!』という思いの奥に、何かありそうだな??と視させていただきながら紐解いていくと、Cさんの中から出てきたこと。
それは幼少期のご両親との関わり方にありました。

◉安心できる場が欲しい

自分を必要としてくれる場が欲しい。

聞けば、小さい頃から各地を飛び回る講師業で忙しくしていたご両親だったそう。
いつも祖母に預けられて、常に祖母から言われてきたことは、『お父さんとお母さんは、たくさんの生徒さんが必要としてくれているから、みんなの役に立っているんだよ。〜ちゃんも大人になったら、みんなに必要とされる人間にならないといけないね✨』

もちろんいつもいない両親に対して寂しい気持ちもあったけれど、祖母のその言葉をなんとか受け入れて寂しさを我慢してきたことも多かったそう。セッション中、そんな思いがどんどん出てきてしまい、子供のように泣きながら自分の深い部分に閉じ込めていた思いを素直に話してくださったCさん。

Cさん自身、両親と同じような講師業という職業に就くこと=『自分を必要としてくれて、安心できる場が得られるんだ』という小さい頃の環境やご両親、祖母の価値観から作られた価値と一体化していたことで、自分が本当にやりたいこと、好きなことがわからなくなっていたことが見えてきました。

ここまで見えてくると、Cさんの中で何かがスッキリ整理されたようで、『自分は教えることが好きだと思い込んでいただけなのかも、、です。教えることで、後輩が必要としてくれているって無意識に満足していたからこそ、それが好きだと思い込んでいただけなのかもしれないです(笑)やだ〜〜〜(笑)』

いや〜〜これってよくあることなんですよ。

Cさんのケーススタディが教えてくれているように、好きなことを仕事にしようと思った時、『まず資格からとろう。』とか、『この職業に就こう。』など、形から入るとうまくいかないことが多いものです。

なぜなら、なんでそれが必要なのか?なんでそれがやりたいのか?の目的を自分がしっかり認識しないで初めてしまうことが多い(憧れなども含めて)、または決めていないと、実際初めてみて『なんか思っていたことと違う、、』と、こんがらがってしまうことが多いから。

私もビジネスを始める時そうだったんですが、何をするにも、焦って資格をとることより何より、まず自分を知ることってめちゃくちゃ大事なことなんだなって振り返って思います。(ヨガの資格取りすぎてしまい、本当に必要だったのか?謎な講座もあったりするもんで。。)

特に大事だな、と思うのが、

・自分を主役にして考えること。
・今の現状の自分を把握すること。
・今の現状の自分を受け入れること。

この3つは、本当に大事です。

これらが自覚できた上で、『この資格は合ったら活かせるな。』とか、自分を真ん中に置いた上で、必要な取捨選択ってすることができますし、自分ではない誰かを目指そうとすることはかなり減ってくるはずです。

それでも、これらは考えてやるものではないっていうところがポイント。
どうしても、人は過去の体験ベースのデータをもとに決めてしまったり、無意識に新しい体験を不安や恐怖から避けて通るもの。(カラダの安心を守るホメオスタシスが個人的体質によっては必要以上に働らく方もいらっしゃる場合も)

そんな今までの自分の考え方、捉え方、概念を楽に超えやすくするために、日常の流れの中で、安定的に自分の本音とつながれるテクニックがあると、体感からピンときたり、選ぶ基準が広がった上で、現実生活の中で自分なりの自由な選択を見つけやすくなるものです。

次回は、この3つについて書いていこうと思います。

自分につながってあなたの未来の可能性を自由に探索しましょう!!
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:このプログラムはセクション2〜5に分かれております。自分を通して他者の周波数につながっていきますので、ご自身の安全領域を安定して守れるのか?が重要になってきます。そのため、プロテクションスキルである《プロテクション・ユニオン講座》または、《インナーアクティベーション・ヒーリング講座》どちらかのテクニックをお持ちの方のみ、進めていただける講座です。
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