
ヨガ養成講座3日目でした。
テーマは、”心とカラダのゆとりを拡大する”でした。
日常の流れを通して出てきた感情の流れをみる練習として(ヨガでいうプラクリティ=自然現象を俯瞰する瞑想の練習です。)、ノートに書いていただく宿題があるのですが、ご自身各々で決めた、”決めて行動する”いうテーマに沿って1ヶ月ご自身でインナーアクティベーションヒーリングを使いながら、循環を進めていただきました。
自分の心の動きを書く中で、自分のポジティブもネガティブも知れたことって本当にたくさんあったと思います。
例えば、、今まで忙しくて気づいていなかったけれど、旦那さんに対して結構愚痴が溜まってる自分に気づいた、とか、わたしってなんでこんなに人の目が気になり過ぎて取り乱して怯えていたの??とか。
インナーアクティベーションで自然に沿って安心できていると、自分の中に抱えてみないふりして溜めていた感情を自然に出せるようになるところが本当に面白いところ。
さらには心の状態をアーサナ=ポーズの形に置き換えて行っていきました。
例えば、バランスのポーズ。
通常のヨガのクラスでは、頑張って倒れないように踏ん張って力んでしまう方が多いですし、バランスが取れなくて足がついてしまうことがよくないイメージをみなさんがお持ちですが、、。
インナーアクティベーションヨガの観点は、いかにその揺れに委ねてしなやかにいられるか?を最も重要視します。
一つここでケーススタディを🙏
旦那さんに対して、愚痴が溜まっている自分に気づいたAさん。
たまたまお家をリフォーム中だそうで、リフォームする洗面台の選んでいた時のこと。
旦那さん曰く、『なんでも好きなの選べばいいんじゃない??』と、優しく言ってくれたはずなのに。。
Aさん、『せっかくリフォームするのだし、旦那さんも好きなの選んでいいって言ってるし、色々みてみよう!』
そう受け取って、張り切っていろんなショールームに見に行ったと言います。
ちょうど、気に入った洗面台を見つけましたが、予定していた予算の倍のお値段の洗面台。。
Aさん曰く『旦那さんはなんでもいいって言っているし、来週二人で見に行ってみよう。』と、二人で見にいくことになりました。旦那さん、実物のものを実際にみて、『いいんじゃない??』と言ってくれると期待していたAさん。旦那さん、パンフレットをみて値段に固まったと言います。
そこでAさん思います。『なんでもよくないじゃない(怒)』
このことを通して、今まで『自分が不満に感じることなんてほとんどないし、自分は特にこだわりがない人間だ』
と感じていたAさんでしたが、インナーアクティベーションで心とカラダを俯瞰できている状態が続いているからこそ、自分の捉え方、旦那さんとの感覚の違いなど、いろんなことに気づいていきました。
『あれ??私、意外に旦那さんに対して不満があるのだなぁ。』
『あれ?私、こだわりがないタイプだと思っていたけど、結構こだわりが強いタイプなんじゃない??』
『あれ??私のこだわりってもしかして、結構わがままなんじゃない??これに今までついてきてくれた旦那さんってかなり優しい人なのでは??』
『今まで、旦那さんは私のやることに興味がなくて、冷たいタイプだと感じていたけれど、、もしかして、私のことを考えてくれているのでは??しかも、協力してくれていたのでは??なんか、、感謝しかない。。』
心とカラダが循環しているので、ゆらゆら自分の感情が揺れて、いろんな角度から自分の考え方やこだわり、行動に気づいて受け取るAさん。
最終的にはどこの着地点に落ち着いたのか?というと、自分だけの『こだわり』を優先して洗面台を選択しようとしていたのですが、旦那さんの意見も尊重し、自分も家族みんなにもちょうどいいもので、納得して選ぶことができました。
決めた後も、色々あったのですが、Aさん自身で体感し納得して選択したものは、取り付けで問題が生じたり、発注ミスが起きたりしてなんで?って感じたことがあったとしても、最大限それを通して学べる最善につながっているのだ。と私自身も教えてもらったことでもありました。
その時初めて、Aさんは、自分にとって最高の洗面台を選択することだけにフォーカスしていた状態から、自分も旦那さんも家族みんなのバランスを意識できる状態をベースに、どれがみんなにとって心地いいんだろ??って考えられる心とカラダのゆとりが拡がって行ったのでした。
”自分も相手も幸せ”のバランスを見つけようとする状態に自然になるって、すごいことです。自分の意見を抑えて我慢して相手を思って選んだわけではなく、満たされてそうなってったわけですから✨
これをバランスのポーズで置き換え練習していくわけですが、、
感じないようにしている方って、ほとんどがバランスのポーズの揺れを楽しむことができません。
なんとかバランスを取ろう、安定させよう、と、カラダが揺れたり、足が床についてしまうことに罪悪感を感じる方が多いのではないでしょうか?これだと、バランスのポーズからヨガの智慧を学び、日常で活かせないのですね。
なので、インナーアクティベーションヨガの観点から、バランスのアーサナの完成形は、呼吸に連動して心もカラダも左右・前後、円のような揺れを安心して楽しめているのか?を大切にします。
むしろ足がついてもオッケーなのです。そこからまたやってみようって思えているのか?の見えない意識の動きをもっとも大切にして行っていきます。
って言葉で伝えても、クラスでは、うまくバランスを取ろうとする方がほとんどです。
なので、先に心とカラダのゆとりある状態を体感してからバランスポーズを行うと、今日の自分のバランスを見つけやすくなります。そして、どんな形であろうと、人と違っても自分なりのポーズの形に納得できるようになるものです。

アーサナから日常にいかすヨガの智慧を学ぶには、ちょっとコツが入ります。
それは、心とカラダを連動させ、ゆとりを持つことが大事です。
なぜなら、自分の選択の落とし所は、自分の心とカラダにゆとりができたときにこそ、自分の中から生まれるものだから。
答えは自分の中から自然に見つけましょう。
こちらで体感ください🙏
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